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活力向上ハンドブック

活力向上ハンドブック経営力アップのための70のビジネスメソッドと10の財務指標
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運営管理(職能別計画)

生産や販売などの計画、日常の具体的な行動目標を作成し、検証を行っている

 経営管理の基本はPlan(計画)・Do(実施・実行)・Check(点検・評価)・Action(処置・改善)を繰り返すマネジメントサイクルと呼ばれる活動にあります。これは、目標を明確にして、業務活動が実行され、実行した実績が目標と比べて不十分であれば、実行方法について改善や処置をすることです。

Plan(計画)従来実績や将来予測などをもとにして業務計画を作成する。
Do(実施・実行)計画に沿って業務を行う。
Check(点検・評価)業務の実施が計画に沿っているかどうかを調べる。
Action(処置・改善)実施が計画に沿っていない部分を処置する。


 明確な目標が立てられていなければ、管理活動はできません。Planという計画は目標であり、基準であるのです。そしてさらに重要なことは、それは数値で具体的に示さないとチェックできないということです。たとえ定性的なものでも、それを管理するには数値目標化しなくてはなりません。

 そして実施結果はそのままにせず、必ず検証し活動状況を点検しなくてはなりません。さらに次の活動が円滑に行われように対策を講じるのです。対策は目標が達成できるように、成果が上がるための方法を新たに生み出すことになります。どうしても初期の目標が達成できなければ、目標を修正するとともに、他の方法によって事業目標を達成する対策を講じます。この繰り返しによって業務管理レベルが向上することになります。

 生産計画や販売計画を策定するとき、それがより厳密なものであるほど管理水準が高いことになります。ただ詳細な計画を作成しても、それがいつも対応できないのであれば意味がありません。企業の状況に応じて対応できる段階から計画を策定し、徐々に目標を高く、そして管理内容を細かくしましょう。

Case Study

計画の精度を高めて成果を絞り出す

 D社は多品種生産を効率化するため販売生産会議で需要予測を行い、それをもとに生産計画を立てている。この会議は2か月に1回が基本だが緊急召集することもある。同社は生産計画(市場予測)をシステム化しており、感覚を頼りにしてはいない。需要予測システムでは、直近と過去1年の在庫や商品のランクづけ(これは3か月持っても大丈夫など)をもとに判断する。防塵服は注文を受けてからすぐに作るのは大変なので、ある程度の在庫は必要となる。特注品も少なくない。需要予測では、衰退商品か成長商品かを見極めることも必要だ。(防塵ユニフォームアパレル業・55人)

Step Up

(1)部門や担当者の意見も聞いて目標や計画を策定している

 企業の計画策定ですから、経営者や管理者がリードして目標を設定することが一般的です。しかし、それは時として現場への一方的な押し付けになり、目標が達成できないと担当部門や担当者の責任になりがちです。また目標の未達成が続くと、目標は絵に描いた餅ということになり、計画の効力が低下してしまいます。

 部門や担当者が自ら計画を策定に関与すると、責任を持って実行しようという気概が高まります。押し付けではなく、自ら責任をもって行動するよう、現場担当者から計画を提示させ、管理者や経営者の意見を加えて計画策定することが効果的になります。

(2)実行状況にあわせて計画を修正し、また迅速に対応策を講じている

 業務実施後は策定した計画と実績を検証して、問題があれば対策を講じなくてはなりません。その効果を高めるには中間の状況を把握して、早めに対策を講じることが重要です。特に納期遅れや品質などについては、中間の主要業務ごとに状況を把握して計画通りに実行できるように対策を講じないと、余分なコストや手間がかかるだけでなく、顧客の信用も失ってしまいます。計画を作成すると最終結果が出る前にも、実行状況にあわせて迅速に対応できるのです。

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