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経営用語Q&A

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2 マーケティング

ブラックボードなど、店頭の販促グッズを使ってお客様を誘引していますか?

私は、豆腐製造小売店の3代目店主です。
大豆の種類や製法にこだわった豆腐づくりをしていますが、固定の年配客以外にはなかなか広まらない状況です。
近隣にはマンションが増え、小さいお子さんがいるファミリーが増えています。
当店の存在に気付いていただいたり、興味を持っていただいたりするための方法は、何かありますか?
フラッグを掲げる、ビラを配る、体験イベントを行う(豆腐作り、ところてん突き等)といった、様々な方法があります。
コストや時間をそれほど掛けずに試せる手法として、ブラックボードの活用はいかがでしょうか。

ブラックボードを置いておくと通行者の目に留まります。うまく行けばその時に来店してもらえる効果が期待できますし、1回では来店しなくても、再び目にした際に来店してもらえる可能性も広がります。

ブラックボードというと、難しく考える方もおられますが、あまり難しく考えず、
・「どんなお客様に売りたいか」
・「何をお薦めしたいのか」
・「それを買ったお客様はどんな良いことがあるのか」
という基本を整理して、コンセプトを決めましょう。

そのうえで、次の3つの要素を入れて、一度書いてみましょう。

(1)キャッチコピー(足を止めさせる要素)
 例:今日のおやつに、30秒でできるヘルシー豆腐デザートはいかが?

(2)アピール(商品やサービスを売り込む要素)
 例:絹豆腐、きな粉、黒蜜があればOK。簡単で美味しい!

(3)インビテーション(入りやすくする要素)
 例:店頭にきな粉と黒蜜あります。まずはご試食ください。

あとは、イラスト(お豆腐やそれを使った料理など)、色使い(夏場なら、豆腐の「白」や水の「水色」を使って涼しい印象にする)など、視覚に訴える要素が入れば、なお可です。

また、あまりゴチャゴチャした印象を与えないように、文字は大きめにし、色数は3~4色にとどめてください。

そう言われても、いきなり自分で書くのはハードルが高いという場合は、商工会・商工会議所のエキスパート派遣など、公的な支援を活用して、プロモーションに強い専門家の力を借りることをお薦めします。
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