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【第69回】新・経営力向上TOKYOプロジェクトメールマガジン

(2014/09/11配信)

━ http://www.keieiryoku.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━

【 新・経営力向上TOKYOプロジェクトメールマガジン 】

発 行 :新・経営力向上TOKYOプロジェクト実行委員会
住 所 :東京都千代田区丸の内3-2-2 東京商工会議所ビル3階
E-Mail :info@keieiryoku.jp TEL:03-3283-7388
──────────────────────────────
新・経営力向上TOKYOプロジェクトは以下の団体により構成されております。
東京都産業労働局、 公益財団法人東京都中小企業振興公社、
東京都中小企業団体中央会、 一般社団法人東京都中小企業診断士協会
東京都商工会連合会、 東京都商工会議所連合会

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2014年9月11日 ━━━◆


いつもお世話になっております。
新・経営力向上TOKYOプロジェクト メールマガジンです。

政府の成長戦略では「女性の活躍推進」が柱の一つに掲げられており、
中小企業についても、女性の活躍促進や仕事と子育ての両立支援への
取り組みを対象とする助成金が充実してきています。

例えば、女性の活躍促進についての数値目標を設定し、一定の研修プロ
グラムの実施により目標を達成した事業主に支給される「ポジティブ・
アクション能力アップ助成金」(30万円)、妊娠・出産・育児を理由と
した離職者で1年以上安定した職業に就いていない方を雇用した事業主
に支給される「トライアル雇用奨励金」(対象者1人あたり、月額最大
4万円、最長3ヵ月間)等があります。

この10月から、さらに「育休復帰支援プラン助成金」が新設されます。
この助成金は、中小企業団体に配置される「育休プランナー」を活用
して「育休復帰支援プラン」を策定・導入することが要件です。
支給額は、事業主1回あたり30万円で、1企業あたり2回まで(1回目:
プラン策定し育休取得時、2回目:育休者が職場復帰時)となって
います。

これらの助成金にご関心をお持ちの方は、申請窓口である東京労働局
雇用均等室(電話 03-3512-1611)へ、ぜひ一度ご相談ください。

では、本日は第69回目の新・経営力向上TOKYOプロジェクト メール
マガジンをお届けします。

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INDEX
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Part 1 今週のニュース
────────────────────────────
▼1-1 東京の産業と雇用就業に関する統計データと解説がこの1冊に!
   「東京の産業と雇用就業2014」が発行されました
   (東京都産業労働局)
→http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2014/08/20o8sc00.htm

▼1-2 [11月21日] 第4回「ビジネスマッチングin東京」受注側企業募集
   (東京都中小企業振興公社)
→http://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/matching2014/index8.html

▼1-3 [10月27日~11月1日] ベトナム現地事情視察会
   (東京商工会議所)
→http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-57939.html

Part 2 今週のイベント・セミナー紹介
────────────────────────────
▼2-1 [9月26日] 小さくても利益の出せる建設企業を目指そう!セミナー
   (町田商工会議所)
→http://www.machida-cci.or.jp/

▼2-2 [9月29日] 中小企業経営者のための「経営者保証に関する
   ガイドライン」理解・活用促進セミナー(東京商工会議所)
→http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-57668.html

▼2-3 [10月1日] キラリと光るブランド力で儲かる会社をつくろう!
   ブランドマーケティングセミナー(東京商工会議所 荒川支部)
→http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-57664.html

▼2-4 [10月7日] コトPOPの書き方セミナー
   (八王子商工会議所)
→http://www.hachioji.or.jp/Seminar/#s20141007

▼2-5 [10月23日] 企業調査のプロが教える経営者が陥りやすい
   落とし穴と危機回避(東京都商工会連合会)
→http://www.shokokai-tokyo.or.jp/information_seminor/rengokai#26788

Part 3 今週の施策紹介
────────────────────────────
▼3-1 新技術開発助成(平成26年度第2次)
   (新技術開発財団)
→http://www.sgkz.or.jp/project/newtech/download/outline.html

▼3-2 平成26年度 研究開発助成金交付事業(第2回)
   (三菱UFJ技術育成財団)
→http://www.mutech.or.jp/subsidy/index.html

▼3-3 平成26年度 ものづくり企業グループ高度化支援事業(第2回募集)
   (東京都中小企業振興公社)(再掲載)
→http://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/1407/0012.html

Part 4 知っておきたい経営・施策用語 Q&A
     (69) 情報セキュリティ対策の基本
────────────────────────────
入門レベルとして取り組みたい情報セキュリティ対策の基本を
ご存じですか?
→https://www.ipa.go.jp/security/manager/know/sme-guide/


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Part 1 今週のニュース
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▼1-1 東京の産業と雇用就業に関する統計データと解説がこの1冊に!
   「東京の産業と雇用就業2014」が発行されました
   (東京都産業労働局)

本書では、東京の産業と雇用就業について、「経済センサス」や「労働
力調査」(出典元:いずれも総務省)をはじめとする各種統計データを
もとに、全国と比較した東京の特徴や近年の動きなどをわかりやすく
解説しています。
東京の現状を知るための一助として、また事業者の方の事業計画立案等
の参考としても、この一冊をぜひご活用ください。

◇「東京の産業と雇用就業2014」の構成:
 ・第1部 東京経済の概況
 ・第2部 産業編
 ・第3部 雇用就業編
 ・資料編

◇入手方法:
 産業労働局ホームページにPDFファイルを掲載しています。
 冊子は都民情報ルームにて閲覧可能、販売(610円)もしています。

◇お問い合わせ先:
 東京都産業労働局 総務部 企画計理課
 電話 03-5320-4638

詳しくは下記リンク先のホームページをご覧ください。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2014/08/20o8sc00.htm


▼1-2 [11月21日] 第4回「ビジネスマッチングin東京」受注側企業募集
   (東京都中小企業振興公社)

東京都中小企業振興公社では、ビジネス上の連携促進を目的として、
企業どうしが直接面談できる商談会を開催します。
現在、本商談会に参加する発注企業が求める技術や製品をお持ちの
企業様を募集中です。

◇日 時:平成26年11月21日(金)13:00~17:00(予定)

◇会 場:東京ビッグサイト 会議棟1F レセプションホールA
     (江東区有明3-11-1)
     ※産業交流展2014と併催となります。

◇受注側募集概要:
 ・募集対象: 東京都内に事業所があり、下記リンク先の発注情報に
        対応する技術や製品をお持ちの企業様
 ・募集企業数:150社程度(先着順)
 ・申込期間: 平成26年10月10日(金)17:00まで
 ・参加費:  無料

◇お問い合わせ先:
 東京都中小企業振興公社 総合支援部 取引振興課
 電話 03-3251-7883

詳しくは下記リンク先のホームページをご覧ください。
http://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/matching2014/index8.html


▼1-3 [10月27日~11月1日] ベトナム現地事情視察会
   (東京商工会議所)

ベトナムで事業展開を検討中の方を対象に、豊富な若い労働力、勤勉な
国民性、安定した政治・社会基盤を持つ国として注目される、同国の
視察会を開催します。
滞在中は企業視察や現地に進出する日系企業等との交流会を行います。
視察会参加企業間のネットワークづくりにも役立ちます。

◇日 時:平成26年10月27日(月)~11月1日(土)(4泊6日)

◇場 所:ベトナム(ハノイ・ホーチミン)

◇内 容:
 ・現地ローカル企業の視察
 ・現地進出日系企業の視察
 ・現地工業団地、商業施設の視察
 ・ジェトロ等、現地の支援機関事務所訪問
 ・夕食交流会の開催
 ・ローカル企業とのマッチング(有料オプション)

◇定 員:20名

◇参加費:会員 198,000円、一般 228,000円(いずれも税込)
     ※大人1名様(2人1部屋利用)の場合
     ※空港税、燃油サーチャージ等は別途必要

◇お申込み締切:9月22日(月)(定員に達し次第、受付終了)

◇お問い合わせ先:
 東京商工会議所 中小企業部
 電話 03-3283-7643

詳しくは下記リンク先のホームページをご覧ください。
http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-57939.html


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Part 2 今週のイベント・セミナー紹介
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▼2-1 [9月26日] 小さくても利益の出せる建設企業を目指そう!セミナー
   (町田商工会議所)

建設業を取り巻く経営環境が厳しさを増す中、自社の生き残りのため
の経営改革として、進むべき方向性を定め、適正な企業規模にダウン
サイジングを図り、必要な利益を計上できる効率的な経営こそが必要
とされています。
小さくても持続可能な建設企業になるための方向性について、会社の
規模を問わず、共に考えてみませんか?

◇日 時:平成26年9月26日(金)15:00~16:30

◇会 場:町田商工会議所会館 2階 会議室
     (町田市原町田3-3-22)

◇講 師:鈴木 明 氏
     ((株) 建設経営サービス コンサルティング事業部 次長)

◇内 容:
 ・業界環境の変化と建設企業の生き残り方策
 ・3年後の自社の姿を考えよう
 ・自社の適正規模を見極めよう
 ・必要利益と許容費用を考えよう
 ・事例研究

◇定 員:50名

◇参加費:無料

詳しくは下記リンク先のホームページをご覧ください。
http://www.machida-cci.or.jp/


▼2-2 [9月29日] 中小企業経営者のための「経営者保証に関する
   ガイドライン」理解・活用促進セミナー(東京商工会議所)

昨年末、「経営者保証に関するガイドライン」が策定され、本年2月
1日より適用が開始されました。
本ガイドラインでは、経営者保証の弊害を解消し、経営者による思い
切った事業展開や、早期事業再生等を応援しています。
今回は、講師に武蔵野大学の中村先生をお迎えし、本ガイドラインの
内容について分かりやすくご説明いただき、活用へのアドバイスも
いただきます。

◇日 時:平成26年9月29日(月)13:30~15:00

◇会 場:東京商工会議所 4階 401-403会議室
     (千代田区丸の内3-2-2)

◇講 師:中村 廉平 氏(武蔵野大学 法学部教授)

◇定 員:80名

◇参加費:無料

詳しくは下記リンク先のホームページをご覧ください。
http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-57668.html


▼2-3 [10月1日] キラリと光るブランド力で儲かる会社をつくろう!
   ブランドマーケティングセミナー(東京商工会議所 荒川支部)

自社自店の強みは何ですか? それを求めているお客様に伝えきれて
いますか? いくらすばらしい商品でも、気づいてもらえなければ
価値はありません!
当講座では、自社の魅力を再考し、ブランドづくりを進めるヒントを
ご紹介します。

◇日 時:平成26年10月1日(水)14:00~16:00

◇会 場:サンパール荒川(荒川区民会館)4階 第2集会室
     (荒川区荒川1-1-1)

◇講 師:佐藤 康二 氏
     (中小企業診断士、株式会社エム・イー・エル 取締役)

◇内 容:
 ・業績は二極化!ますます厳しくなる評価
 ・大企業のブランド、小さい会社のブランド
 ・魅力ある人が生み出す価値

◇定 員:40名

◇参加費:無料

詳しくは下記リンク先のホームページをご覧ください。
http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-57664.html


▼2-4 [10月7日] コトPOPの書き方セミナー
   (八王子商工会議所)

一生懸命POP書いているのに売れない!と悩んでいる方はいませんか?
また商品の特長や機能を書いても売れないのは「なぜ?」と思っている
人はいませんか?そんなお悩みを「コトPOP」が解決します。
「コトPOP」とはお客様の感情に響くPOPなのです。

◇日 時:平成26年10月7日(火)14:00~16:30

◇会 場:八王子商工会議所 4階 大ホール
     (八王子市大横町11-1)

◇講 師:山口 茂 氏((株)山口茂デザイン事務所 代表取締役)

◇内 容:
 ・コトPOPの考え方
 ・コトPOPのつくり方(実践)

◇定 員:50名

◇参加費:無料

詳しくは下記リンク先のホームページをご覧ください。
http://www.hachioji.or.jp/Seminar/#s20141007


▼2-5 [10月23日] 企業調査のプロが教える経営者が陥りやすい
   落とし穴と危機回避(東京都商工会連合会)

未収金をきちんと回収するためには、未収金の管理だけでなく、取引
先の状況を見分けることが大切です。今回は、未収金回収トラブルを
未然に防ぐための方法と、トラブルが起こってしまった後の対応策に
ついて、事例も取り入れながらわかりやすくご説明します。

◇日 時:平成26年10月23日(木)19:00~21:00

◇会 場:調布市商工会館
     (調布市小島町2-36-21)

◇講 師:松永 伸也 氏
     ((株)東京商工リサーチ 情報本部 情報部部長)

◇内 容:
 ・適切な管理がトラブルを防ぐ!
 ・事例から学ぶ危ない会社の見分け方
 ・危ない会社への対処策
 ・それでもトラブルが起こってしまったら

◇定 員:45名

◇参加費:無料

詳しくは下記リンク先のホームページをご覧ください。
http://www.shokokai-tokyo.or.jp/information_seminor/rengokai#26788


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Part 3 今週の施策紹介
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▼3-1 新技術開発助成(平成26年度第2次)
   (新技術開発財団)

「独創的な新技術の実用化」をねらいとし、基本的技術の確認が
終了し、実用化を目的にした開発試作を対象とする助成金です。

◇応募資格:
 ・資本金3億円以下または従業員300名以下で、自ら技術開発する
  会社であること
 ・大企業・上場企業の関係会社でないこと

◇開発技術の要件:
 ・独創的な国産の技術であり、本技術開発に係わる基本技術の
  知的財産権が特許出願等により主張されていること
 ・開発段階が実用化を目的にした開発試作であること
  (原理確認のための試作や商品設計段階の試作は対象外)
 ・実用化の見込みがある技術であること
 ・開発予定期間が原則として1年以内であること など

◇助成対象:
 本開発試作に直接必要な費用(社内人件費は原則助成対象外)で
 助成期間中に発注し、支払が終了するもの

◇助成額:上限2,000万円

◇助成率:試作費合計額の2/3以下

◇受付期間:平成26年10月1日(水)~10月20日(月)(消印有効)

◇お問い合わせ先:
 公益財団法人 新技術開発財団
 電話 03-3775-2021

詳しくは下記リンク先のホームページをご覧ください。
http://www.sgkz.or.jp/project/newtech/download/outline.html


▼3-2 平成26年度 研究開発助成金交付事業(第2回)
   (三菱UFJ技術育成財団)

技術指向型の中小企業を育成する事業の一環として、ベンチャー
企業が行う新技術・新製品等の研究開発に対して助成を行います。

◇応募資格:
 原則として、設立または創業後5年以内もしくは新規事業開始後
 5年以内の中小企業または個人事業者

◇助成対象プロジェクト:
 現在の技術水準からみて新規性があり、技術水準が高く、事業化
 可能性の高いプロジェクト

◇助成金の使途:
 調査研究費、設計費、設備費、試験費、試作費など

◇助成金の額:
 次のいずれか少ない方の金額
  (1) 1プロジェクトにつき300万円以内
  (2) 研究開発対象費用の1/2以下

◇募集期間:平成26年9月1日(月)~10月31日(金)(消印有効)

なお、助成金とは別に、当財団の助成金交付・債務保証を受けた
企業を対象とし、長期的な支援を行うための「株式保有制度」
(1社につき500万円以内)があります。

◇お問い合わせ先:
 三菱UFJ技術育成財団 事務局
 電話 03-5730-0338

詳しくは下記リンク先のホームページをご覧ください。
http://www.mutech.or.jp/subsidy/index.html


▼3-3 平成26年度 ものづくり企業グループ高度化支援事業(第2回募集)
   (東京都中小企業振興公社)(再掲載)

中小企業グループが成長分野への参入や海外展開を目指し、新たな製品
の開発・生産・販路開拓を行うことにより、グループ内企業の技術の
高度化に挑戦する取組を応援します。

◇対象者:3社以上で構成する中小企業グループ
  (グループ代表企業及び構成企業の半数以上が都内企業であること)

◇対象事業:成長分野への参入や海外展開をめざしてグループで共同
      して開発・生産・販路開拓を行い、グループ内企業の
      技術の高度化を図る事業

◇対象経費:試作品の製作・改良、試作品の販路開拓(展示会出展等
      を含む)を行う場合の経費

◇支援内容(1):助成金の交付
  (助成限度額 5,000万円、助成率 1/2以内)

◇支援内容(2):各分野の専門家から成る事業推進チームの派遣

◇支援期間:平成27年2月2日から最長平成29年1月末日まで(2年間)

◇申込書類提出日:平成26年10月29日(水)~10月30日(木)の間で
         公社が指定する日時
   ※10月20日 17:00までに申請書提出希望日をお申込いただく
    必要があります

◇お問い合わせ先:
 東京都中小企業振興公社 助成課
 電話 03-3251-7895

詳しくは下記リンク先のホームページをご覧ください。
http://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/1407/0012.html


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Part 4 知っておきたい経営・施策用語 Q&A
     (69) 情報セキュリティ対策の基本
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入門レベルとして取り組みたい情報セキュリティ対策の基本を
ご存じですか?

Q:当社は、主にオフィス用什器備品を取り扱う中小の卸売業です。
  以前、当社を退職した従業員に取引先のリストを持ち出された
  らしく、顧客の何社かを奪われてしまいました。
  今後そのようなことが無いよう、情報セキュリティに注意して
  いきたいのですが、まず何から始めればよいでしょうか。

A:情報漏洩は顧客の喪失などの損害をもたらすだけでなく、貴社の
  社会的信用を失墜させるリスクもありますので、基本的な情報
  管理の決めごとを作り、運用することをお勧めします。

  具体的な対策の例としては、
  ・秘密情報の特定(何が秘密情報であるかを定義する)
  ・物理的、技術的なアクセス制限(アクセスできる人を必要な
   範囲に絞り込み鍵やパスワードで管理する、パソコンには
   パスワードを掛けるなど)
  ・アクセスの記録(部屋への入退室、ファイル閲覧の履歴など
   のログを残す)
  などが挙げられます。

  また、結局は個々の“人”が情報管理の重要性を理解し、実践
  するか否かにかかっています。情報管理ルールを決めて終わり
  ではなく、就業規則や労働契約に守秘義務と管理ルール遵守を
  組み入れて説明したり、定期的に研修会を開催したりするなど、
  周知徹底のための活動も必要です。

  中小企業の情報セキュリティ対策については、様々なツールや
  ガイドラインが公開されています。一例として、(独法)情報
  処理推進機構の「中小企業向け情報セキュリティ対策ツール」
  をご紹介します。

  この中には、自社に必要な情報セキュリティ対策をセルフ
  チェックできる「自社診断シート」、そのオンライン版、
  実際の事故や事件を取り入れたテキスト「中小企業における
  組織的な情報セキュリティガイドライン」があります。
  まず何から始めればよいか?という疑問にお答えできる内容
  かと思いますので、一度ご覧になってみてください。

詳しくは下記リンク先のホームページをご覧ください。
https://www.ipa.go.jp/security/manager/know/sme-guide/

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住 所 :東京都千代田区丸の内3-2-2 東京商工会議所ビル3階
E-Mail :info@keieiryoku.jp TEL:03-3283-7388
─────────────────────────────
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